星由佳子（メゾソプラノ）

福島県南会津町出身。会津女子高等学校(現 : 葵高等学校)、国立音楽大学声楽学科卒業。大阪芸術大学大学院博士過程前期修了。芸術学修士。

仙台バッハアカデミーとACADEMIA VOCALIS(オーストリア・Wörgl)においてProf.Kurt Widmerのマスタークラスを、Internationaler Meisterkurs für Gesange(ドイツ・Bredelar)においてProf.Uwe Heilmannのマスタークラスをそれぞれ修了。

ブルガリアの『ソフィア国際音楽祭』に出演し、ブルガリア国立ソフィアフィルハーモニー管弦楽団と三度共演、スタンディングオベーションを受けた。その後ブルガリアでは、スタラザゴラ国立歌劇場のオペラガラコンサートに出演した。

第154回日演連／推薦新人演奏会、山形交響楽団第九演奏会、大阪芸術大学特別演奏会、ウクライナ国立キエフ交響楽団特別演奏会、福島テレビジュニアオーケストラ／ニューイヤーコンサート、ふくしま第九の会、第九アジア初演100周年記念「会津第九」、むつ第九の会(青森県)等にソリストとして出演。福島市古関裕而記念館での10年以上にわたるソロコンサートは、申込開始後すぐに満席となる恒例のコンサートとなっている。

『カルメン』(カルメン役)でオペラデビュー。2017年に白寿ホール(渋谷区)にて初ソロリサイタル、2021年には故郷・南会津町『御蔵入交流館』にて、コロナ禍で座席に制約がありながらも、340名の満席でソロリサイタルの大成功を収めた。

橋本静一、渡辺多津彦、Kurt Widmer、櫻井直樹、本宮寛子、青山恵子、Uwe Heilmannの諸氏に師事。

近年は、現代作品の演奏、初演にも懸命に力を注いでいる。

国際芸術連盟専門家会員。日本オペラ協会正会員。藤原歌劇団正団員。日本演奏連盟会員。